これは多くの人たちが日常的に使っている「いいてんき」ということばが伝える風景を虫やカエルの暮らしぶりのなかで見つめたお話です。
「いいてんき」が意味する風景は、使う人によっても、使う場合によっても、そしてそのことばに込めた願いによっても異なります。
ある人にとっては「雲ひとつない晴天」を意味し、あるときには「暑さが和らぐ程度の曇り空」を意味し、またときには「田畑を潤す雨ふり」を願うことばになります。
価値観は人それぞれですし、自分の価値観と違うものは気がつきにくいものです。
この本では、異なる価値観を虫やカエルたちの暮らしぶりに重ねて感じてもらえる一冊です。
科学絵本
小学3年生〜大人
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